2013年12月9日月曜日

三菱鉛筆 ジェットストリーム プライム 多機能ペン 3&1  (uni JetStream Prime SXE4-5000-07)

2013年10月15日
三菱鉛筆より、待望のジェットストリーム高級軸版が発売されました。


文虫も購入したので、記事にしてみようと思います。

ジェットストリームはこれまで、1,000円以下の比較的安価な価格帯での
ラインナップだったのですが、要望が強かった高級ラインの発売となりました。

ジェットストリームは今や、どこのオフィスにもゴロゴロある状況で
その書き味の良さは、もちろん文虫も知っているつもりです。

ジェットストリームプライム


ジェットストリーム プライムのラインナップとしては

① 3&1版 回転繰り出し式(5,250円)
② 3色版 ノック式(3,150円)

上記の2種。

軸色は
①ブラック、ピンク
(ボール径0.7mm)ブラック、ネイビー、ツートンブラック、シルバー
    (ボール径0.5mm)ライトピンク、ピンク、ブラックピンク

②の3色ノック版はカラーラインナップが豊富です。
私が購入したので①の3&1バージョンで、色は黒にしました。
(ピンクもラインナップしてますが随分とビビットなピンク)

まずは外観についてですが・・・
とにかく一番最初に目がいくのがクリップについているアレ

謎の玩具の宝石は必要?


これ・・・どーなんですかね?
個人的にはちょっと「なし」ですが。

たぶんこのブログを書いてなければなければ購入は見送ったでしょう。

ちゃんとしたデザイナーさんがプロダクトデザインをしているはずですが
本当に意図した通りの製品に仕上がっているのだろうか?

こんなつもりじゃなかった・・・

なんて思ってませんか?

マットな感触


ボディそのものの質感はなかなか良いと思います。
重量感のある金属ボディ(おそらく真鍮)、ブラスト処理したマットな質感が
高級感を演出しています。

オーバーラップ部


軸も前部が後部を包み込むような流線型のデザインで面白いです。

設計上、繰り出し機構部があるので、太くなりがちな部分を
外径を張り出させる事で、デザインとして上手く吸収していると思います。

全体として細身に見える工夫した事が推測できます。


繋ぎ目部分アップ


繫ぎ目も割ときっちりとしていて段差等は感じません。
しっかりした精度で芯出ししてからネジ切りもしている証拠ですね。

クリップ部アップ


クリップは5,000円クラスの物としてはちょっと残念。
プレス加工、謎の宝石装備、固定式・・・
うーん・・・

ゴムキャップ


キャップはなぜか穴付きで、中の消しゴムが見える仕様
それなりに丁寧な仕上げで問題ないけど、やや面白みにかけるかも?

通常分解


グリップ部をねじれば一般的な多機能ペン同様に分解できて、リフィルの交換が可能。
ちょっと残念なのは通常時、リフィルが発するカチャカチャ音が結構目立つ事。


リフィルについて

嬉しい4C規格のリフィル


リフィルについては、待望のジェットストリームの4C規格!
ジェットストリームファンにとっても4Cマルチペンユーザーにとっても
非常に素晴らしいニュースではないでしょうか?

これで好みの軸にジェットストリームが!

と思ったのですが、このリフィルちょっと細い・・・

手元にあったシャーボXプレミアムのリフィルと差し替えた所シャーボXに
ジェットストリームのリフィルではガバガバなんです。

逆にシャーボXのリフィルをジェットストリームプライムに挿そうとすると
キツくてはいりません。 根性で挿入は可能でしょうが、恐らく口金がバカに
なるのでやめたほうがいいです。

ちなみにステッドラーのアバンギャルドには問題なく装着できます。

マイクロメーターで計測しようと道具箱を漁るも、マイクロメーターが
行方不明・・・そのうち計測データーをちゃんと記載したいと思います。
(他のレビュワーさんが検証してるかも?)

互換性の問題はあっても、やはりジェットストリームの4C規格が誕生した事は嬉しいですね。


書き味について




書き味についてはあまり語る必用もないかと思いますが
ジェットストリームインクらしい滑らかで、鮮やかな発色です。
気持ちよく書けます。



ジェットストリームプライムとシャーボXを比較して

シャーボXプレミアムのブロンズオーカー(新たに購入)とジェットストリームプライム



シャーボX(SB23)とジェットストリームプライム


以前記事にしました国産マルチペン
シャーボXプレミアム(グラファイト)
シャーボX(カーボンフラッシュシルバー)
がライバルにあたるかと思います。

価格的には無印シャーボXが実質的なライバルだと思います。

この2本を比較してみると・・・
軸としての完成度はシャーボXに分があると感じました。
特にクリップまわりのデザインは別として、シャーボXは
スプリング機構なのに対し、こちらは固定式。

胸ポケットへの出し入れはシャーボXのほうが断然スムーズです。

音に関してもシャーボXに分があります。
筆記時やペンを置いたり、取ったりする際、ジェットストリームプライムは
一々チャラチャラとリフィルがぶつかる音がします。

それに対して
無印のシャーボXはほぼ無音に等しく、プレミアムに関しては完全に無音です。

小さな事かもしれませんが、シャーボXプレミアム等にはダンパーを
いれていたりと、細かな部分にも配慮して設計している事がここから窺えます。

もう一歩!



まとめ
もし私が5,000円前後でシャーボXかジェットストリームプライムを
選べと言われたらシャーボXを買うでしょう。

それくらいシャーボXのほうがマルチペンとしての完成度、成熟度が高い様に思えます。

クリップの宝石についてはデザインなので人の好みですが、文虫的には
謎の宝石をつけるくらいなら、スプリング機構を付けてほしいと感じます。

マーケティング的な視点からデザインを選択したのかも知れませんが
デザイン自体のベクトルも完成度もちょっとズレてる気がします。

同価格帯のデザインならLAMY 2000のマルチペンを選びます。

文虫にとって、ジェットストリームプライムは価格に対して
抱いた期待値を下回った結果となりました。

しかし、三菱鉛筆様のプレスリリースによると
「これから高級軸のニーズにも応えていく」
という方針をとったからにはきっと進化をしていくと思います。
今後の三菱鉛筆さんに期待です!

頑張れ!三菱鉛筆!


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2 件のコメント:

  1. 通りがかったのでコメントしていきます。
    もうご存じかもしれませんが、ゼブラのシャーボ用替え芯は正確には4C芯ではありません。
    4C芯の経は2.3mmが世界標準ですが、ゼブラのそれは2.4mmです。
    おそらく(日本の古き悪しき)非標準による囲い込みが目的でしょうね。
    個人的に、文具好きとしてこのゼブラの所業は許しがたいと考えていますが、まあそれはそれとして
    4Cの多機能ペンには、絶対ゼブラの芯を使わない方がいいです。
    そのままゼブラの芯と心中するなら問題ありませんが、他の4C芯に変えようとしても
    受け軸をガバガバにされるので、元に戻せなくなります。ご注意を

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  2. osamu様
    コメントありがとうございます!
    その後ゼブラのリフィルを計測してみたら確かに2.4mmでした。
    どうりでジェットストリームにはささらないわけですね・・・
    大変勉強になります。
    そもそもちゃんと私がノギスで計測しておけという話ですが(笑)
    微妙に独自規格を使うあたりはosamu様が仰る通り
    ユーザーの囲い込み戦略なんだと思います。
    ゼブラなりの考えがあっての事だとは思いますが
    我々ユーザーからするとちょっとアレですよね・・・

    osamu様の大変有益なコメントありがとうございました!
    今後も色々ご指摘頂けると大変嬉しく思います!

    素敵な文房具ライフを!

    返信削除